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postゲームミュージックファクトリー

2010年 5月 9日



実はこないだ4月20日に、馴染みにしている秋葉原はA-Buttonというゲーム居酒屋で、ちょっとしたトークイベントを開催しました。以前から定期的にトークする場を持ちたいと考えていたのですが、僕の提案をA-Button店長の長嶺さんが快諾してくれて、月に一回のペースで、ちょっとしたトークイベントを開かせて貰えることになったのです。題して「菊田裕樹のゲームミュージックファクトリー」。イベントいっても正式なものではなく、ごく個人的な集まりで、僕が普通にA-Buttonの片隅で酒を飲みながら音楽を聞いたり、作曲論やゲームの開発話や、あれこれ独りごとを言っている場所に、偶然に誰か他のお客さんが、あるいはあなたが居合わせる、といった趣向のもので、凝った仕掛けや構成も無い代わりに、特別に料金を取ったりもしません。お店に来られる方は、普通の飲み屋の客として、飲食した分の料金をA-Buttonさんに支払う、ということになっています。
さて第一回の4月20日は、テストケースとして、平日を選び、ほとんど告知らしい告知をすることも無かったので、単に僕の顔見知りやコミケットに来てくれるファンの人が集まって飲んでいるのと変わらない状態(笑)になったわけですが、トークの内容としては、僕が意図した方向性に手応えを感じる、楽しい一夜となりました。以前から僕は、1970年代や1980年代の音楽、あるいは遡って戦前の音楽に興味があり、ゲームミュージックを含めて現在僕らの周りにある音楽は、どういう流れで発生してきたか、その源流を探るのが大好きだったのですが、とある機会に若い音楽ファンの人達にその話をしたところ、とても面白いという反応をもらい、こういう情報は音楽ファンにとっても音楽の作り手にとっても良い刺激になるのでは、と考え、今回のイベントを企画したのです。
これは個人的なポリシーなのですが、音楽というのは時代を越えて生きるものですし、過去のものだからといって、忘れ去られるべきでないと思うのです。音楽の歴史や、時代の中での意味づけを含めて解説をしながら、それらを今の人達に聴いてもらうことで、新しい流れが生まれるのではないか、と想像したりもしています。具体的には、すぎやまこういち先生のドラゴンクエスト以前のお仕事の紹介や、youtubeを使った視聴を交えて、その素晴らしい業績を再発見してみたり。さらには1979年からたった3年間しか活動しなかった日本のブラスロックバンド「スペクトラム」の衝撃的なライブ映像を皮切りに、歴史の中に埋もれたままになっている邦楽ロック邦楽フュージョンの秀作怪作をあれこれ味わったり。特にスペクトラムについては、店長の長嶺さんを含め、僕の予想を遥かに超える激烈な反応でみんなが盛り上がり、スタン・ハンセンの思い出と共に、昔を思い出すひと時となったのは意外でした。
さてさて。告知なのですが、来る5月29日に同じA-Buttonで第二回を開催する運びとなりました。今度は土曜日なので、時間の都合は付きやすいかと思います。スタートは夜8時から。で、ちょっとした注意なのですが、A-Buttonは秋葉原でもかなり分かりにくい場所にありますので、必ず地図をご参照ください。それと、店内は5人掛けテーブル席がひとつとカウンターが8席の計13席で、それほど広くありません。満席の時のために、予備のパイプ椅子的なものも用意してありますが、もし当日ご来店の折、既にお客さんがいっぱいで入店できない、ということになると困りますので、前もって電話などで混み具合を問い合わせされたほうがよろしいかと思います。
それでは当日、店の片隅でお待ちしています。

GAME BAR A-Button のインフォメーションはこちら
http://a-button.jp/

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3 Responses to “ゲームミュージックファクトリー”

  1. テント Says:

    ご無沙汰しております。そんな素敵な会合が既に開かれていたとは存じませんでした。
    5月29日、必ず行かせて頂きます!おかげさまで大きな楽しみが出来ました。
    素敵なイベントをご企画下さり、誠に有難うございます。

  2. 菊田裕樹 Says:

    >テント君

    メールのほうでは、ミクCDの感想をありがとう。かなり気合を入れて作ったものなので、嬉しかったです。それと、送ってもらった音源聴きましたよ。懐かしい雰囲気で、とても良く出来ているなあ。今後も、活躍のフィールドが広がっていくことを祈ります。頑張ってください。

  3. テント Says:

    このたびは大変お疲れ様でした。
    素晴らしいイベントに参加させて頂き、誠に有難うございました。

    菊田さんの生き方、物の考え方のスケールの大きさに改めて敬服いたしました。
    さまざまな質問に快くお答え下さり、誠に有難うございました。
    菊田サウンドの源泉が垣間見られて、大変興味深かったです。
    また、自分自身の音楽にも自信の持てる考え方が出来るようになって、
    今回のイベントでは収穫がとても大きかったです。
    「自分のやりたいように曲を作る」、これはぜひ実践したいと思います。

    またの機会がございましたら、ぜひよろしくお願い致します。

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